7月27日、第8期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第6回が開催されました。
前回に引き続き今回のテーマもイーズポイントリリーステクニックでした。
今回は胸腹部、腕部(腹側)、肩部のイーズポイントをリリースしました。
今期のイーズポイント数は前期までと比較すると、倍近くになっています(斎藤講師によってこのテクニックは継続的に更新されています)。
それらを覚えることは、大変なように思うかもしれませんが、受け手のフィードバックと共にそれらを圧する練習、そして受け手になってそれらを圧される(独特の感覚が得られます)ことを繰り返すうちに、自然と手技がポイントに向かうようになっていきます。
イーズポイントは「押されると心地よいポイント」ですが、それらは例外なく敏感です。
それらは身体内に働く張力や圧力の「結節点」であり、ですからそれらに働きかけると身体構造が大きく変わり、それらが存在する部位に構造的な問題があると、それらは圧痛ポイントに「反転」します。
受講生同士でペアを作っての実習中に起こったことですが、あるペアが胸腹部半身のイーズポイントリリースを終えた時点で、その成果を見せていただくと、胸腹部の構造がかなり変化していて(左右差が著しく)驚きましたが、さらに驚いたのは全く触れていない頭蓋骨の形状に大きな変化が見られたことでした。
しかも残りの半身に対して働きかける中で、頭蓋骨は再調整されて左右が均整な状態になりました。
イーズポイントリリーステクニックの実習はファシャワークの技術全般を向上させます。
イーズポイントを探し出すことができるということは、身体内の張力や圧力のネットワークを感得できるということです。
私は、これこそがこのテクニックの実習から得られる最大の成果ではないかと思っています。
2014年07月28日
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