オープンパスのパルペーション・トレーニングでは、エア・パルペーションという、触察テクニックを身につけるための練習法をお伝えしている。
これを続けると、手技のツールとして用いる手指、手掌、拳などの感覚が視覚イメージなどと結びつくようになる。
例えば頸部の筋膜に張りを作る。
その張りが大腿部まで届くと、手指の感覚を助けるように、大腿部がリリースされる視覚イメージが浮上する。
実際に確認すると、大腿部までリリースされている。
張りが届くのが感じられ、その部位の視覚イメージも浮上するが、リリースは起こらない。
そんなとき、(自分の)呼吸が抑制されているのを感じる。
呼吸がスムースになり、リリースが起こったと知る(あたまが知るより先に、からだは知る)。
同時に、その視覚イメージが浮上する。
十数年前の話になるが、マーク・カフェルが身体組織をリリースするとき、花の香りがすることがあった。
シン・インテグレーションのトレーニングは長野の小谷で行われた。
合宿所の庭に花が咲いていたので、それが強く匂ったのかもしれない。
しかし、そんなことが数回あった。
今では、自分の施術中にリリース臭がすることは度々ある。
しかし、花の香りはしたことがない。
2014年08月29日
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今は「朝カレー」してませんので、多分違う臭いかと。