2014年11月16日

第1期オープンパス認定インテグレーティブワーカー養成トレーニング第1回

11月16日、第1期オープンパス認定インテグレーティブワーカー養成トレーニング第1回が開催されました。
インテグレーティブワーカー養成トレーニングは、オープンパス認定トレーニング4種(パルペーションファシャワーカー養成ソマティカルワーカー養成、インテグレーティブワーカー養成)のうち最終段階のものですが、この度が初開催となります。

オープンパス・メソッド(R)は、セッションにおいて決まった手順も、全てのクライアントに対して共通に適用するような理想・目標もあえて持たず、クライアント・センタード(クライアント中心主義)という思想のもとにセッションを進めていくため、必要に応じて多様な技術を有するようになりました。
今回はそうした多様な技術の中でも、疼痛解消を始めとする、オープンパス・メソッド(R)に特徴的な、他の多くのボディワークではあまり扱わないものを提供することにしました。
今期のカリキュラムに入れることのできなかった技術に関しては、本トレーニング卒業生対象のセミナー、ワークショップにてお伝えしたいと思っています。

「疼痛解消」などはボディワークの仕事ではないという声が聞こえてきそうなので、お断りしておくと、オープンパス・メソッド(R)における疼痛解消技術は、疼痛という症状だけを取り去るものではなく(もともと、膏薬をはがすように疼痛だけ取れるわけがありません)、疼痛を支える身体構造(オープンパス・メソッド(R)では、「歪み構造」あるいは「疼痛構造」と呼んでいます)を対象に働きかけ、かつ統合する技術なので、すなわち「構造−統合」的なもので、純粋にボディワーク的な技術と言えます。

今期のカリキュラムには、疼痛解消技術の他に、頭蓋骨操作技術、内臓操作技術、セッション演出技術などが含まれています。
時間に余裕があれば、末梢神経操作技術、静脈・リンパ系操作技術なども入れる予定でいます。

今回は、ファシャワーカー養成トレーニングで行った技術を、復習的な内容を含めた上で、強調点を変えてお伝えしました。
次回は、ファシャワークの新たな領域に踏み込みます。

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今期受講生に皆様に本記事の【動画2】で、今回斎藤講師が指導したイーズポイントリリーステクニック応用編「2点アプローチ」を用いています(斎藤、小川とも、互いそのテクニックが同一のものとは意識していなかったのですが・・・)。
ちなみに、疼痛を扱いながら身体構造に働きかけていますので、施術後、全身のバランスが変化します。
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