2015年01月20日

第2期オープンパス認定ソマティカルワーカー養成トレーニング第4回

1月18日、第2期オープンパス認定ソマティカルワーカー養成トレーニング第4回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。

今回の講義では、ソマティカルワークによる変化のプロセス(ゲシュタルト心理学の観点から見た)、感覚−知覚−認知の関係( **)、感覚のクオリティとモダリティ、について説明しました。

*講義の詳しい内容はこちら(斎藤講師のブログ記事)

演習では、ゲシュタルト心理学に基づいた3つテクニックを行いました(ゲシュタルト心理学で用いられる「図/地」の概念を用いて、各テクニックについて説明しました)。
以下のとおりです。

(1)図と地を交換するテクニック
(2)図を次々と移行(移動)させるテクニック
(3)図を広げるテクニック

以上のどれも、注意の用い方が鍵になるテクニックです。
注意の用い方によって、身体に変化が起こります。
(1)では、複数の身体部位に対して、受動的に注意を向けました。
ある部位に注意を向けると、その部位は図となり、他の部位は地となります。
図となった部位には、様々な反応があり、変化が生じました。
(2)では、複数の身体部位に次々と注意を向ける方法をお伝えしました。
(3)では、複数の身体部位の動きに注意を向けました。
多数の動きを同時に行い、注意を向けること(マルチタスク)で、「注意分散状態→受動的注意集中」という現象を起こすことができます。
これも、大きな変化を体験できる方法です。
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