2015年02月14日

「流動」の考察/疼痛解消テクニックの進化のために

身体のどこに触れても、皮下に、流れるような動き(注1)を感じ取ることができるが、圧痛部位に感じる動きはかなり不規則なもので、私たちの知るどの動き(注2)にも当てはまらないように思える。
施術の影響で、その動きはやがて収束(この言葉がぴったりくる)し、規則的に流れるような動きに取って代わられる。
というか、それまで弱化していて、感じ取れなかった流れが、不意に目立つようになる。
その規則的な動きは、動脈の流れと分かる。
それは一時的に(疼痛が解消される際に)、強く脈打つこともある。

流動.jpg

(注1)流動。疼痛解消テクニックを用いる際に、感じられる特徴的な微細動の1つ。他に牽引膨隆がある。
(注2)動脈、静脈、リンパなど。

取って代わった動きが動脈の流れであるなら、最初の不規則な動きの正体は何だろうか。
水量は少なくないのに、複雑すぎて水の行き渡らない水路とでも言おうか、それは分散し、勢いが殺がれ、滞っている(「滞っている」と言っても、浮腫とは違う)。

触察だけでは、分からないこともある(分からなくても、施術を行うのに不便はないが)。
しかし、この複雑な水路が、疼痛の1要因であることは間違いないと思う。
だから、この水路が消えた(不規則な動きが収束した)瞬間に、問題部位から手指を離す(そしてその瞬間に、疼痛は解消される)。

この水路が何であるかを突き止めることで、私たちの疼痛テクニックは再び進化するのだと思っている。

参考ブログ記事(疼痛について、疼痛解消テクニックについて/インテグレーティブワーカー養成トレーニング):   
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