私たちは、疼痛解消テクニック(関連記事:1 2 3 4)が「進化」の過程にあると確信しています。
2月14日のブログ記事に、「流動」について書きました。
「流動」とは、疼痛解消テクニックを用いて、組織が変化を起こすときに感じられる微細動の1つです。
私は以下のように書きました。
「施術の影響で、その動きはやがて収束(この言葉がぴったりくる)し、規則的に流れるような動きに取って代わられる。というか、それまで弱化していて、感じ取れなかった流れは、不意に目立つようになる。その規則的な動きは、動脈の流れと分かる」
また、こうも書いています。
「水量は少なくないのに、複雑すぎて水の行き渡らない水路とでも言おうか、それは分散し、勢いが殺がれ、滞っている」
このところ、血管に関わる書籍、論文を読み漁っていました。
そして、血管が周囲の組織の影響で、増殖する(網の目のように増殖するそうです)ということを知りました。
例えば、癌が発症したとか、炎症が起こったとかで、増殖するのだそうです。
勉強不足で、私はこのことを知りませんでした。
増殖して新たに出来た血管には、神経線維も伴っているそうです。
私が感じていた「流動」は、もしかすると、このことに関わりがあるのでしょうか?
例えば、以下のように考えられないでしょうか?
「増殖した血管に流れ込んだ血液が、元からある血管に(疼痛解消テクニックの効果で、筋収縮による圧迫が除かれて)戻るのを感じていた」
ちなみに、癌の周囲に増殖した血管を遮断すると、普通の細胞よりも多くの栄養を必要とする癌は、一時的に増殖することが出来なくなるそうです。
2015年03月06日
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