2015年05月31日

一から始める触察解剖学ワークショップ第3回

5月30日、一から始める触察解剖学ワークショップ第3回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。

私たちの身体には300以上もの筋肉が存在しますが、その中から目的の筋肉を探り出すためには、そのためのコツが分かっていると、かなり有利です。
今回は、そのコツを習得するための実習となりました。
今回の対象筋は、腓腹筋、中臀筋、大腿筋膜張筋、僧帽筋、外腹斜筋、内腹斜筋の6筋でした。

中臀筋の後縁を触察していますが、その部位は大臀筋
に覆われているために、鑑別が難しいことがあります。
画像では、脚の動きを操作することで、正確に中臀筋の
後縁を触察しています。
一から始める1.jpg

中臀筋の前部と後部とを鑑別しています。脚の動きを利用すれ
ば、難しくありません。
一から始める2.jpg

中臀筋の触察を指導する斎藤講師。コツをつかめば簡
単です。
一から始める3.jpg

中臀筋と大腿筋膜張筋とを鑑別しています。両筋を覆う
膜組織の違いによって触感が違うことも、大きな助けに
なります。
一から始める4.jpg

僧帽筋の横行部を触察しています。肩甲棘が指標にな
ります。
一から始める5.jpg

外腹斜筋と内腹斜筋とを鑑別しています。同位置から両筋を触
察しています。重層構造を感覚することができます。
一から始める6.jpg

外腹斜筋と内腹斜筋との鑑別を指導する斎藤講師。動き
を誘導することが難しいかもしれません。
一から始める7.jpg
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/135999652
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック