2015年06月24日

疼痛解消テクニックとカウンセリング/受講生に答えて

オープンパス・メソッド(R)では、ボディワーク・セッションを進める上でカウンセリングを非常に大切にします。
カウンセリングをどのように行うかで、セッションの結果が大きく違ってきます。
特に疼痛解消テクニックを用いる際には、カウンセリングが上手くいかなければ良い結果を得られません。(注)
カウンセリングが上手くいかなければ、その後のどのような働きかけも「疼痛の心理面」に届かずに終わってしまいます。
それでも手技力があればその場で疼痛は消えるでしょうが、症状が戻ってくる可能性は高いでしょう。

(注)オープンパス・メソッド(R)では、疼痛に対して筋生理、体液、心理(認知)の3項から働きかけます。
カウンセリングが関わるのは、主に最後の項です。

また、セッション終了後のことも考えなければなりません。
セッションで起こった変化を日常に繋げるためには準備が必要で、その準備をカウンセリングで行わなければなりません。
単に疼痛がどの部位にあるとか、股関節の伸展可動域が狭い、回旋ができないというだけでなく、クライアントの訴える問題が起こる日常場面(できれば複数)を丁寧に聞き取る必要があります。
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