2015年07月18日

深部への働きかけ(2)/よみうりカルチャー恵比寿主催「気軽に出来る筋膜ケア」

7月17日、よみうりカルチャー恵比寿主催「気軽に出来る筋膜ケア」(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。

本講座は、今期からスタートしました(今期以前には、「ボディワーク入門」というタイトルで行っており、内容も異なりました)。
スタート時には、「ライン」を用いて施術手順を説明し、難しい解剖学には言及しないという方針でした。
ところが、「参加者中心主義」が幸いしてか、災いしてか(笑)、ご希望を聞きながらの内容修正からスタートし、「ライン」を用いて説明するよりも、現在は、かなり高度な解剖学をお伝えしながらの授業展開となっています。
今回などは、プロの臨床でも十分に応用できる技術をお伝えすることになりました。(汗)

今回のテーマは、前回に引き続き「深部への働きかけ」でした。
今回の対象筋は小胸筋と斜角筋群で、講義では小胸筋症候群、斜角筋症候群について説明しました。

小胸筋に対する働きかけでは、腕神経叢を避けて施術する方法、腋窩から進入する方法などを実習しました。
斜角筋群に対する働きかけでは、骨指標として頸椎横突起(前結節、後結節)と第1・2肋骨(鎖骨の頭方で)を確認した後、上記2種症候群による「シビレ」を解消する技術も含めてお伝えしました。
また、それぞれの筋に対して、詳しいセルフ・ケアの方法を指導しました。
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