イーズポイントのネットワークは、あたかも星座のようです。
イーズポイントは互いに影響し合いながら、共に動きます。
膜連続体の張力が変化すると、それに応じて全ポイントが位置を変えます。
イーズポイントは、疼痛解消テクニックではエントリーポイント(システムに進入するための「入口」)に用いられます。
イーズポイントのネットワークが、疼痛解消テクニックを適用する際の基盤(マトリックス)となります。
オープンパス・メソッド(R)を習得した者が、痛みを引き起こす部位を、あるいは歪み構造の中心を間違いなく指し示すことができるのは、この基盤を利用しているからです。
先日、疼痛を訴える方とセッションを行いました。
その方には、大腿部外側から下腿にかけて強い痛みがありました。
しかし、痛みのある部位に明確な圧痛点はなく、そこから膜連続体(イーズポイントのネットワーク)に働く張力をたどると、小殿筋に行き着きました。
小殿筋上部で、反転したイーズポイントを正常化すると、大腿部外側から下腿にかけての痛みは消えました。
また、明らかに姿勢が変化し、歩行は見違えました。
その方が仰った「視界が3Dになった」という言葉が、大変に印象的でした。
この反転したイーズポイントは、索状に硬結した組織内にありましたが、「トリガーポイント」と言われるものと同じではないでしょうか。
もしかすると、イーズポイントのネットワークは、トリガーポイントの基盤でもあるかもしれません。
【お知らせ】
オープンパス認定パルペーション(触察)・トレーニング体験受講者を募集いたします。
日時: 8月16日(日)10:00〜17:00(昼休憩1時間)(第10期、第3回)
講師: 小川隆之、斎藤瑞穂
参加費: 10000円/6時間(特別価格)
* 体験受講は2回まで可能です。
ご参加ご希望の方は、お手数ですが、
(1)お名前
(2)当日の連絡先(携帯番号または携帯メールアドレス)
(3)ご職業
(4)ご住所(参加票を送らせていただきます)
(5)ご質問、コメントなど(もしあれば)
上記をご記入の上で、openpath@hotmail.com にお申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしております。
2015年08月09日
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