感じることだけを感じ、
感じないことを感じようとしてはならない。
これは、オープンパス・メソッド式「触察法の鉄則」です。
では、感じないことを感じようとすると、どうなるのでしょう?
1つは、指先で感じる、当たり前の感覚から離れて、私たちは自分の考え(「こう感じるにちがいない」「こう感じなければならない」)の深みに落ちていきます。
これを「魔境に落ちる触察法」とでも言いましょうか。(笑)
もう1つは、相手の身体を無暗に探り、手指が身体の表面を上滑りするだけとなります。
触察される側は、かなりの不快感を味わいます。
これを「嫌がらせ触察法」あるいは「セクハラ触察法」と言わせてください。
相手は身体を緊張させ、触察はより困難になるでしょう。
私たちは、指標(触察対象を見つけるための骨指標など)の辺りに手を置いて、感じることだけを感じればよいのです。
心が焦ったり騒いだりして、感覚に注意が向かなければ、落ち着いて緊張を解き、感覚に注意を戻すことです。
感覚に留意して待つのです。
感じようとして幻覚(幻触)したり、感じようとして無駄に探索したりは厳禁です。
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2018年02月08日
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