友人から連絡があって、坐骨神経痛になりそうだという。
10年ほど前に坐骨神経痛と診断されて、そのときには治るまでに数年かかったそうで、また同じようになりそうで怖いという。
詳しく聞いてみると、最近、通っているバレエ教室で開催されていた「バレエと解剖学」という講座に参加して以来のことだという。
講師は、バレエの経験が皆無のフィットネスインストラクターだそう。
バレエの動作を解剖学的に説明し、その上で筋肉や骨を意識させて、その動作をくり返しさせるという内容だそう。
友人が受講したときに指導された内容は、アンディオールをするときに、「大転子をお尻にギュッとしまい込む」というもので、その「ギュッ」を何度もくり返させられたという。
教室では、お尻をやわらかく使うように指導されているのに、その講座では、「大転子のしまい込み」を意識させて、お尻をかたく使うように指導していたので、おかしいとは思ったという。
現在、お尻が「パンプ」してカチカチになってしまい、お尻から膝にかけて、大腿の後面、側面がしびれているそう。
その指導って、バレエ的には合っているのだろうか? パンプさせるのが目的?
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2019年08月23日
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>smtmさん
>
>アンディオールに必要なのは主に外旋六筋ですからできるだけお尻は固めないで使うのが基本です(使ってはいますが)。大転子のことを考えるならば、大転子を坐骨に近づける、という言葉がけやエクササイズなら良いと思います。しかし坐骨神経痛になりそうになるほどとはちょっと怖いですね。