明日24日、ファシャワーカー

養成トレーニング第4回が開催されます。
お知らせしたとおり、明日から5単位、イーズポイントリリーステクニック

のカリキュラムです。
昨日のブログ記事で、イーズポイント

というのは、気持ちよかったり、イタギモだったり、「そこ!」という感覚があったりするところ、という説明をしました。
ところがイーズポイント

から、「気持ちよい」「イタギモ」という感覚が消えてしまうことがあります。
消えてしまうどころか、不快だったり、痛いだけだったりするポイントになってしまいます。
このことを、「イーズポイント

の反転」と言っています。
イーズポイント

は、もともと生理的に敏感なところなので、そういうことが起こるのです。
つまりイーズポイント

は、「そこ!」というように、感覚的に目立つポイントですが、それが実際には「快」だったり「不快」だったりするということです。
イーズポイント

をリリースするためには、手技だけでなく、同時にムーブメントを使います。
それにより、イーズポイント

が「快」のときには、その「快」が広がり(全身に、身心に)、強くなります。
「不快」のときには、その「不快」がまずは「快」に戻っていきます。
イーズポイントリリーステクニック

は、他のテクニックやメソッドと併用しやすい組み立てになっています(皆さんの使われる方法に組み入れることが可能です)。
けれども、この「快」の深まり、「不快」から「快」への転換が心地よくて、他の方法と併用せず、この方法だけ単独で受けたいという人たちが少なくありません。
さて、イーズポイントリリーステクニック

に関わって、LRモデル

について話したいと思います。
LRモデル

は、ストレイン/カウンターストレインを発展させたものだと思っている方々が多いと思います。
LRモデル

をお伝えするセミナーでも、「2つは似ている」「近いところがある」というふうに説明していますから。
実際のところは、LRモデル

は、イーズポイントリリーステクニック

をアレンジした方法なのです。
LRモデル

の、ストレイン/カウンターストレインとの大きな違いは、「膜の張力操作」によって痛みを抑制するところです。
そしてこの部分こそ、イーズポイントリリーステクニック

から借りたものです。
イーズポイントリリース

における「不快」→「快」の方法にアレンジを加えて出来たのが、LRモデル

なのです。
じつは、ストレイン/カウンターストレインとは、たまたま「似ている」だけです。
ファシャワーカー

養成トレーニング第5、6回の前に、一般社団法人オープンパスメソッド協会正会員、ファシャワーカー

養成トレーニング卒業生の方々に対して、メーリングリストにより再参加のご案内をさせていただきます。
イーズポイントリリーステクニック

の復習のためだけでなく、LRモデル

に興味をお持ちの方も、ぜひご参加ください。
斎藤瑞穂講師による、臀部に対するイーズポイントリリーステクニック
とLRモデル
のデモ