2022年06月13日

もう「リリース」とは言えない! 全く新しい筋膜の解釈と実践/不快感攻略セミナー


昨日は「背中と腰の不快感攻略セミナーPhaseU」が開催されました。
テーマは「筋膜調整」です。
筋膜の張力を調整し、リリースするという内容です。

講義は、筋膜に関する解剖学、そして実践に活かすためにそれをどう解釈するか、という内容でした。
それに続き、体幹周囲の筋膜群に対する操作の実習を行いました。

正確な筋膜の解剖学を前提にしながらも、それを操作(実践)のために「どう解釈するか」の部分がとても大切になります。
今回は、この「解釈」の部分が大きく変わりました。

実は、前回も、前々回もすでに、この「解釈」の部分は、斎藤講師の考えの中では更新されていました。
しかし資料作成の段階で、私(小川)の理解が追いつかず、この「解釈」に基づいた内容が却下されました。

2回のセミナーを重ね、斎藤講師の実践指導を見て、その「解釈」をやっと理解でき、その全く新しい考え方に、ついには大きく共感することになりました。
(じつは、浅筋膜に関する理解、実践を更新せざるを得ませんでしたが…)
そして、資料は前々回に却下された資料の内容が、そのまま掲載されることに。
なおかつ今回、その説明を私が(責任を感じつつ)担当することになりました。

その内容については、ここでは言いませんが、これまでの、いわゆる「筋膜リリース」とは別ものと言ってよいかと思います。
実習中、「リリース」という言葉は当てはまらない、という声も上がったほどです。


IMG_20220612_121333.jpg


さて、26日にPhasseV「カウンターストレイン」が開催されます。
今回のPhaseUで行った、新しく効果的な膜操作を、PhaseVでも取り入れていく予定です。
筋肉というより膜組織に働く張力を対象に、カウンターストレインのテクニックを適用することになります。


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