2013年03月14日

第6期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第5回

3月12日、第6期ファシャワーカー養成トレーニング第5回が開催された。
前回に引き続き、手技ツールの実習を行ったが、内容的には「実践ファシャワーク・テクニック」と言ってよい内容となった。

手技のツール.jpg

ソマティカル第4回.jpg

あたまで考える前に「まずやってみる」という態度が、第6期ファシャワーカー養成クラスの特徴だろうか。
ボディワークの手技を習得するには、自転車に乗ることを練習するのと同じような取り組み方が必要だ。
考えていても乗れるようにはならないし、乗り方をあたまで分かったとしても、実際には乗れない。乗れなくても、まず乗ってみなければならない。
(乗れてしまえば、もう乗り方を考える必要などない)

このクラスでは、多くの実践的なテクニックを紹介してきた。
今回も、手技ツールの練習のはずが、そのまま実際のセッションで使えるテクニックの紹介となった。


(1)手掌をツールとして用いたテクニック

腰仙移行部のリリース/右手は仙骨を操作、左手は腰仙移行部のモニタリング
ファシャワーク第5回骨盤.jpg

胸郭の柔軟性を高める、腕を体幹から自由にする、呼吸を楽にする/骨格レベル、深部筋膜レベル、浅筋膜レベルの3レベルで働きかける
ファシャワーク第5回胸郭.jpg

上の応用テクニック/個々の肋骨に働きかける
ファシャワーク第5回肋骨1.jpg
ファシャワーク第5回肋骨2.jpg


(2)拳、ナックル、鉤手をツールとして用いたテクニック

棘上靭帯、項靭帯を操作/鉤手を用いて
ファシャワーク第5回項靭帯.jpg

僧帽筋上部線維をリリース/ナックル、拳を用いて
ファシャワーク第5回僧帽筋.jpg

後頭骨上の筋群付着部をリリース/ナックルを用いて
ファシャワーク第5回後頭骨.jpg


(3)四指をツールとして用いたテクニック

横隔膜前部線維をリリース
ファシャワーク第5回横隔膜前部.jpg
ファシャワーク第5回横隔膜前部2.jpg

横隔膜後部線維をリリース
ファシャワーク第5回横隔膜後部.jpg

横隔膜をリリース/右手は前部線維に、左手は後部線維に働きかけている(左手は第12肋骨を操作)
ファシャワーク第5回横隔膜後側面から2.jpg
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