身体運動に伴って臓器群は移動する。それら臓器群を運動に適した位置に維持しようと体幹周囲の筋群(主に腹筋群)が活動する。(2013/8/7)
食べた物が消化器系のどこを通過中なのかは競技中のアスリートやパフォーマンス中のパフォーマーにとって大きな問題だ。(2013/8/7)
血管、神経管、内臓器官などは、それぞれに主機能を持つ以外に、身体運動の際にそれぞれの形態、重量、位置などに従って力学的な役割を果たす。(2013/8/12、改)
胸膜は2枚ある。胸壁の側と肺の側とに。これらは呼吸運動や身体運動の度に滑走し合う。胸郭に歪みが生じれば、この滑走は妨げられる。当然、呼吸運動や身体運動はその影響を受ける。(2013/8/14、略)
内臓と筋とは構造的に関わるだけではない。両者間には神経系を通した連絡があって、不調の「転移」が起こることも。(2013/8/14)
どの内臓も動く。自発的な動きとは別に、横隔膜の動き(呼吸運動)や四肢(特に下肢)の動きに伴って動く(それによって生理機能は活性化する)。…もしも内臓が動かなければ、私たちの動き(身体運動)はバランスを欠いたものとなるだろう。(2013/8/15、改)
ファシャワークによって内臓の可動性を高めると、その前後で歩行、ターン、リーチなどの動作、呼吸運動などに大きな違いが出る。…重心線が内臓のある位置を通るのだから、力学的に(重力に関わって)身体を整えようとする技法においては、内臓に不具合があればそれを無視することはできない。(2013/8/25)
神経系と循環器系の働き。神経系には情報を伝達する働きが、循環器系には血液を循環させる働きが、かつ両者ともに(神経管、血管として)力学的に(主に張力によって)筋骨格系を助ける働きがある。(2013/8/25)
軟部組織の操作(あるいは膜操作)を行う際、その対象には内臓、神経管、血管なども含まれる。それらの操作は筋骨格系と別に行われるわけではない(身体構造を整える中で必要に応じて行われる)。(2013/8/28)
腹部には骨がないので、各内臓が定位置に収まって正常に働くためには、腹横筋、腹斜筋などの腹筋群による保護が必要。…腹筋群を整えることはそのまま内臓の働きを助けることにもなる。(2013/8/28)
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2013年09月03日
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