神経は身体運動の際に、それを取り巻く諸器官の中を、あるいはそれらを貫いて滑走する。
先日、整形外科で坐骨神経痛と診断されたクライアントさんとセッションを行った。
坐骨神経を触察すると、その周囲の筋群は過緊張の状態だった。
これでは滑走が妨げられるだろうと思った。
試しに足関節の底背屈を指示すると、やはり神経はほとんど滑走せず、その代わりに大腿骨が骨盤にめり込むように動いた(わずかだが)。
坐骨神経の大きさや硬さを思えば、それが身体構造に関わって(影響を及ぼして)いないはずがない。
ところで本当のところ、坐骨神経痛の痛みは坐骨神経から来ているのだろうか。
つまりその周囲で過緊張(あるいはスパズム)を起こしている筋群に圧迫されて悲鳴を上げているのだろうか。
触察の手応えではどうもそうでない(こんなに硬い神経が?この圧迫で?)。
たとえ圧迫されて滑走できなくなったとしても。
悲鳴を上げているのは筋自体ではないのだろうか(…坐骨神経痛筋原説)。
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2013年09月05日
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