2月7日、よみうりカルチャー「ボディワーク入門/ロルフ・メソッドに学ぶ」講座が開催されました。
今回のテーマは「ムーブメント・ワーク」でした。オープンパス・メソッドでは「ソマティカルワーク」に当たるテクニックです。
講義では、1980年代から今日までのボディワークの歴史について話しました。
ボディワークが技術的に、また思想的にどう変化してきたのかを説明しました。
身体と感情の繋がりを強調した時代があり、それが身体と認知、あるいは身体自体の知恵を探求する時代へと移り変わっていきました。
実習では、最初に定型のムーブメントを体験していただきました。「グラスホッパー」という主に大腰筋を活性化させるムーブメントと、感覚入力を用いて腕を伸長させるムーブメントの2種です。
次に、参加者の皆さんに、ペアになって互いにムーブメントの誘導をしていただきました。
ムーブメント・ワークの背景となる理論は多数ありますが、今回は認知理論的なものに基づいて行いました。
注意を上手くコントロールしながら行う方法で、(1)留意、(2)注意分散、(3)受動的注意集中、(4)動き+感覚、という手順で行います。
誘導するための言葉がけが少し難しかったようですが、それでもどのペアも、身体感覚、動作の変化を体験できたようです。
2014年02月08日
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