3月13日、パルペーション・プレクラス第4回が開催されました。
今回は中斜角筋、後斜角筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲挙筋の6筋を触察実習しました。
プレクラスは3期目となりますが、2期目と同様に、内容の構成、触察対象筋群の選択、資料の作成などを斎藤が担当し、私は触察手技のデモンストレーションを行うという形で進めています。
毎回少しずつ難度が増していくような構成で、難なく触察技術を学べる内容になっています。
斎藤が、毎回の進み具合、受講されている皆様の理解度に合わせて資料を丁寧に作っていますので、授業はスムースに進んでいます。この辺り、小川は頭が上がりません(汗)。
今回の触察実習はまず骨指標を探し当て、そこから辿るという形を取りました。
中斜角筋は第1肋骨、後斜角筋は第2肋骨から辿りましたが、両肋骨は鎖骨の前凸部、後凸部の後方で探しました。
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲挙筋については、肩甲骨全体の形状を把握し、指標(肩甲棘、上角、内側縁、下角、外側縁など)を触察した後、それぞれ棘上窩、棘下窩、後面外側縁、上角内側縁から辿りました。
棘下筋と小円筋はどちらも肩関節を外旋させますが、開始肢位によって働きの強さが異なり、その説明とそれを活かした触察法をお伝えしました。
肩甲挙筋については、僧帽筋を相反抑制した上で触察する方法(肢位)をお伝えしました。
2014年03月15日
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