2014年06月05日

顔面部から頸部、肩部、腕部にかけてのシビレを解消/オープンパス・メソッド(R)第2回公開セッション

6月1日に開催されたオープンパス・メソッド(R)第2回公開セッションで行ったセッションの1つを動画で紹介させていただきます。

1)クライアントさんの主訴は顔面部から頸部、肩部、腕部にかけてのシビレでした。
かなり以前からの症状で、最近悪化しているということでした。
主訴聴取の後、足底接地面を詳しくお聞きしました。
左足の接地面が右足と比べて狭くなっていました。


2)まず棘上筋前部線維にあった拘縮をリリースしました。
対話をしながら、クライアントさんの感覚を活性化しようとしています。
棘上筋がリリースされたことで、筋膜ネットワーク上で張力の働きが変わりました。
腕神経叢を取り巻く筋群が張力の中心となり、それらが次のターゲットとなります。


3)腕神経叢を取り巻く筋群の緊張がリリースされ、ボディワーカーの手指は乳様突起、上項線の方向へ引かれました。
その辺り(胸鎖乳突筋など)を軽く押圧すると、手指が頭方へ引かれると同時に、顔面部や側頭部に広く緊張が走るのを感じました。
このようなとき、クライアントさんは放散痛を感じている可能性が高いです。


4)乳様突起、上項線の辺りに対する施術の後、施術台から降りて、症状と足底接地面を確認してもらいました(画像にはありません)。
クライアントさんによると、シビレはまだあるが緩和している、また「肩の繋がり」ができたということでした。
その後、大胸筋胸肋部線維にある拘縮に働きかけました。


施術後、腕が弛緩して重たい感覚。
シビレはかなり解消されて、自然に消えていきそうなほどになりました。
左足の接地面がかなり広がりました。
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