2015年01月09日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第26回

1月8日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第26回が開催されました。
今回を入れて、あと5回で第9期も終了します。
9期生の方々は全員が進級試験(ファシャワーカー養成トレーニングに進級するための試験。100筋以上の触察に挑戦し、8割以上できなければ合格できない)の受験を希望されていることもあって、講師側から、今回は模擬テストを行ってはどうかと提案しました。
模擬テストの目的は、試験の進め方を前もって知ること、試験の形式に慣れておくこと、これまで習得した触察テクニックを復習することなどです。
ところが、準備ができていないという意見が出て、模擬テストは次回に行うということで、「模擬テストの模擬テスト」を行うことになりました。(笑)

3名の方が「模擬テストの模擬テスト」に挑戦されました。
大胸筋、縫工筋、肩甲下筋が対象筋でしたが、どなたも10点満点中5点以下という結果になりました。
本試験は3月初旬ですので、まだ約2ヶ月あります。
何とか全員が合格して、そろって進級できるように頑張ってほしいものです。


「模擬テストの模擬テスト」の後は、小指球筋群の触察実習をしました。
小指外転筋、短小指屈筋、小指対立筋の順に行いました。
3筋のうち、前2者は浅層に、後者は深層に位置します。

【小指外転筋】
起始:豆状骨、屈筋支帯
停止:小指基節骨底尺側

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小指外転筋は豆状骨に起始しますが、豆状骨に停止する尺側手根屈筋が小指外転筋の安定筋として働きます。
小指外転筋を働かせると、尺側手根屈筋も同時に働きます(尺側手根屈筋の作用である手関節の尺屈、掌屈を行わなくても)。

小指外転筋の作用は小指MP関節の外転です。
小指外転筋の筋腹を触察しています。
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【短小指屈筋】
起始:有鉤骨鉤、屈筋支帯
停止:小指基節骨底掌側

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短小指屈筋を触察しています。
短小指屈筋の作用は小指MP関節の屈曲です。
小指MP関節を屈曲する際に、浅指屈筋、深指屈筋の作用を抑制するために、手関節を掌屈位でホールドしています。
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【小指対立筋】
起始:有鉤骨鉤、屈筋支帯
停止:小指中手骨尺側縁

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小指対立筋の作用は小指CM関節の対立です。
小指対立筋を触察しています。
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小指球筋群を触察実習した後は、後頭下筋群の触察デモを行いました。
時間切れで、実習は次回に持ち越しとなりました。

【大後頭直筋】
起始:軸椎棘突起
停止:後頭骨下項線外側部とその下方

【小後頭直筋】
起始:環椎後結節
停止:後頭骨下項線内側部、下項線と大後頭孔の間

【上頭斜筋】
起始:環椎横突起上面
停止:後頭骨上項線と下項線の間(頭半棘筋の外側)

【下頭斜筋】
起始:軸椎棘突起
停止:環椎横突起下後部

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後頭下筋群の触察手順です(小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋の順)。

今回は、マックス君が後頭下筋群の触察デモで活躍しました。
少しストレートネックなのですが。
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2014年12月21日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第25回

12月18日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第25回が開催されました。
今回は、示指伸筋、長母指屈筋、短母指外転筋、短母指屈筋、母指対立筋、母指内転筋、短掌筋の7筋を触察実習しました。


【示指伸筋】
起始:尺側背側面遠位、前腕骨間膜
停止:示指に向かう総指伸筋腱

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前回の触察対象である長母指外転筋、長母指伸筋と並ぶ形で尺骨に起始しています。
3筋の中で、示指伸筋が最遠位に位置します。
示指伸筋は、示指のMP、PIP、DIP関節を伸展させます。
また手関節を補助的に背屈させます。

下の画像では、第3〜5指を屈曲位にしていますが、こうすると、第3〜5指の総指伸筋腱は遠位に牽引されます。
各指に向かう総指伸筋腱の間には腱間結合があるので、屈曲していない第2指の腱も、他の指の腱と共に遠位に牽引されます。
この肢位で第2指MP関節の伸展運動を行うと、第2指に向かう総指伸筋腱は弛んで蛇行し、働くのは示指伸筋だけです。
画像では、弛んで蛇行した第2指の総指伸筋腱を確認しています。
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示指伸筋の起始部を確認しています。
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【長母指屈筋】
起始:橈骨前側面、前腕骨間膜
停止:母指末節骨底掌側

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長母指屈筋は、IP、MP関節を屈曲させます。
また手関節を掌屈させます。
長母指屈筋の停止腱は、母指内転筋の上層、短母指屈筋と母指対立筋の下層を通過します。

長母指屈筋は、深指屈筋と同層にあり、前腕掌側中央あたりで接しています。
長母指屈筋の尺側縁が鑑別しにくい場合には、深指屈筋を働かせます。

母指IP関節をの屈曲(母指MP、CM関節は固定)を指示しながら、長母指屈筋を触察しています。
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【短母指外転筋】
起始:舟状骨結節、大菱形骨、屈筋支帯橈側前面
停止:母指基節骨底、橈側種子骨

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母指外転筋は、母指CM関節を外転させます。

短母指外転筋の起始部である舟状骨結節を触察しています。
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短母指外転筋を触察しています。
画像では見えませんが、母指CMを掌側外転しています。
手関節を掌屈させるのは、長母指外転筋を弛緩させるためです。
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【短母指屈筋−浅頭】
起始:屈筋支帯
停止:母指基節骨底、橈側種子骨
【短母指屈筋−深頭】
起始:大菱形骨、小菱形骨、有頭骨
停止:橈側種子骨

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短母指屈筋は、母指MP関節を屈曲させます。
短母指外転筋と短母指屈筋が母指球筋の中では、表層にあります。
ただし、短母指屈筋の橈側縁に少し被さるように短母指外転筋が走行しています。

短母指屈筋を触察しています。
手関節を掌屈させていますが、長母指屈筋を弛緩させるためです。
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【母指対立筋】
起始:大菱形骨、屈筋支帯
停止:母指中手骨橈側縁

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母指対立筋は、母指CM関節を対立させます。
母指対立筋は、母指球筋の中では中間層に位置します。

母指対立筋の触察では、まず母指と小指を対立運動させて、その動きを覚えてもらい、同じ動きを母指CM関節だけで行わせ、触察します。
つまり、MP、IP関節を固定させた状態で、対立運動をさせます。

母指対立筋の停止部を触察しています。
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【母指内転筋】
起始:(斜頭)有頭骨、中指・示指中手骨底掌側
   (横頭)中指中手骨幹掌側
停止:母指基節骨底、尺側種子骨

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母指内転筋は、母指CM関節を内転させます。
母指内転筋は、母指球筋の中では最深層に位置します。

母指内転筋斜頭を触察しています。
母指CM関節を掌側外転位からの内転させながらの触察です。
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【短掌筋】
起始:手掌腱膜
停止:小指球の皮膚

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短掌筋は、小指球の皮膚を手掌中央に牽引します。
物を握る際に、小指球を高めて握りをしっかりさせます。

小指球の尺側の皮膚が凹んで見えますが、その裏側に短掌筋が付着しています。
短掌筋が活動(短縮)すると、小指球の皮膚が引かれて盛り上がります。
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バスケットボールくらいの大きさの物を持つと、こうなります。
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ところで今回、トレーニングの終了間際にチラッと出た話ですが、身体に関わる専門業種の中で、上肢の解剖学を得意とする業種と下肢の解剖学を得意とする業種があるということです。
例えば、これまで本トレーニングにご参加くださったPT、OTの方々の話では、「PTは下肢のほうが、OTは上肢のほうが得意」という傾向があるのだそうです。

ボディワーク業界では、技術上の必要に迫られて、そうしたことはあり得ません。
ボディワークでは、膜連続体を主な対象とするので、下肢と上肢を個別に捉えてしまうと、施術自体が成立しないのです。

技術上、上肢を中心とした動作であろうと、下肢の動作であろうと、他部位との〈コーディネーション co-ordination〉を踏まえた観点から対応しなければなりません。
また膜連続体の構造上(全身に連続しているので)、どの部位をも埒外にはすることはできません。

ただし、その連続性を覚知できれば、どの部位からでも全身に直接的な影響を及ぼすことが可能です。
例えば今回の触察対象筋で言うと、示指伸筋に働きかけることで、頸部、下肢部の回旋を促し、体幹部に捻じれを修正できます(長母指外転筋、長母指伸筋も含めて働きかければ、さらに効果的です)。
長母指屈筋に働きかけることで、頸部、体幹部、下肢部の屈伸運動に影響を及ぼすことが可能です(それもかなり正確に)。

2014年12月12日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第24回

12月11日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第24回が開催されました。
今回は、浅指屈筋、深指屈筋、長母指外転筋、長母指伸筋、短母指伸筋の5筋を触察実習しました。


今回は最初に、手指の関節の略名について話しました。
手指に関わる筋は多くの関節を越えて走行し、それらに影響を与えます(多くは運動させます)。
1つの筋が影響を与える関節の名をすべて日本語で言うと、かなり大変です。
そうかと言って、日本語を略して使うと(試してみました)かえって混乱するので、略さないほうがよいと感じます。
そこで解剖学で通常使われる英語の略名を使うのが、やはりよいと思います。
ホワイトボードに手指の絵を描き、各関節にCM、MP、IP、PIP、DIP(注)と略名を付けた上で解説しました。

(注)CM:carpal-metacarpal、MP:metacarpal-phalanx、IP:inter-phalanges、PIP:prox.-inter-phalanges、DIP:dist.-inter-phalanges


触察実習では、浅指屈筋、深指屈筋、長母指外転筋の3筋についてはペアになって、長母指伸筋、短母指伸筋の2筋についてはセルフで行いました。


【浅指屈筋】
起始:上腕骨内側上顆(上腕頭)、尺骨粗面(尺骨頭)、橈骨近位前面(橈骨頭)
停止:示指〜小指の中節骨底掌側

【深指屈筋】
起始:尺骨内側面、前腕骨間膜
停止:示指〜小指の末節骨底掌側

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浅指屈筋は主にPIP関節を屈曲させますが、当然、通過するMP関節(屈曲)、手関節(掌屈)の運動にも関わります。

浅指屈筋は、示指から小指までを個別に動かせます。
各指を個別に働かせて、停止部である中節骨底掌側から筋腹まで辿っていくと、各指の働きに応じて活動する部分が異なっています。
示指は筋腹の橈側、小趾は尺側、中指と環指はその中間が活動します。

浅指屈筋は中間層を走行する筋で、手根部の近位、長掌筋(表層)腱の下層を、示指、中指、環指、小指の各腱が分化した状態で通過します。
通常、解剖学書には、長掌筋腱の尺側を通ると記載してありますが、正しくは「尺側寄り」です。
中指、環指の腱が長掌筋腱のすぐ下層を、示指、小指の腱がその下層を走行します。
そして個人差はありますが、長掌筋腱の真下を通るのが中指の腱である場合が多いです(示指の腱が真下を通る場合もあります)。
それなので、環指、小指の腱は長掌筋腱の尺側で、示指、中指の腱は橈側で触察したほうが、各腱を正確に鑑別できます(注)

(注)中指の腱を触察する場合には、長掌筋腱を少し尺側に寄せながら行います。
すべての腱を長掌筋腱の尺側から触察しようとすると、中指と環指の腱の鑑別が難しくなります。


浅指屈筋の触察/小指のPIP関節を働かせながら
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深指屈筋は主にDIP関節を屈曲させますが、通過するPIP関節(屈曲)、MP関節(屈曲)、手関節(掌屈)の運動にも関わります。
またDIP関節の屈曲は、深指屈筋だけが行えます。

深指屈筋は、浅指屈筋のようには各指を個別に働かせることが(示指以外は)できないとされています。
ところが9期生の多くの方々が、簡単に働かせていました。
そして私自身も(今回は参加人数が奇数となったので、私もペア触察に加わりました)、ペアの相手の方に触察していただくうちに、個別に動かせるようになってしまいました!

浅指屈筋も深指屈筋も、それぞれPIP関節、DIP関節を働かせるためのホールディングが大切です。
それが上手くできれば、問題なく触察、鑑別が可能です。

深指屈筋の触察/中指〜小指のDIP関節を働かせながら
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【長母指外転筋】
起始:尺骨背側面(長母指伸筋の近位)、前腕骨間膜、橈骨背側面
停止:母指中手骨底掌側

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長母指外転筋の筋腹は前腕の背側に位置するのですが、母指CM関節を掌側に外転させます。
腱が前腕の背側から掌側へと回り込んでいるのです。
長母指外転筋はCM関節を掌側外転させる他に、手関節を掌屈させます。

長母指外転筋、長母指伸筋、短母指伸筋の触察は、相互に走行を確認しながら行いたいので、この3筋については前腕を回内位にして開始しました。
長母指外転筋を働かせる場合には、テーブルに手掌を臥せて(回内位)置いた上で、母指を示指の下に「しまう」ようにして、その位置の母指でテーブルを押します。
テーブルの抵抗があるので、大きく活動します。


【長母指伸筋】
起始:尺骨背側面(示指伸筋と長母指外転筋の間)
停止:母指末節骨底背側

【短母指伸筋】
起始:橈骨背側面遠位1/3、前腕骨間膜
停止:母指基節骨底背側

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長母指伸筋と短母指伸筋は、長母指外転筋の続きで触察しましたが、この2筋についてはセルフで行いました。

長母指伸筋は、MP関節とIP関節を伸展させます。
テーブルに手を臥せて置いた状態で母指を持ち上げると、ちょうどこの動きとなります。
ただし、示指に沿うように持ち上げないと(つまり橈側外転しないように持ち上げないと)、短母指伸筋が反応して、筋腹のところで鑑別しにくい場合があります。
長母指伸筋はその他に、補助的にですが、手関節を背屈させます。

短母指伸筋は主に母指MP関節を伸展させますが、その他に、母指CM関節を橈側外転、手関節を補助的に背屈させます。
触察では、長母指伸筋と鑑別するために、母指CM関節を橈側外転させながら行いました。

長母指伸筋腱と短母指伸筋腱によって形成されるタバコ窩について少し話しました。
橈骨動脈、背側指神経がタバコ窩を通過します。


今回は最後に、触察を行う際の指使いについて、少し話しました。
触察を行う際に、探るような、細かくタップするような指使いをすると、筋を歪め、筋群の整列を乱します。
当然、その部位は触察しにくい状態になってしまいます(驚くほどです!)。
反対に、筋線維に沿った、最小限のタッチを用いると、筋の状態を整え、各筋を鑑別しやすくします。
前者の方法を行うと、触れた筋、筋群の関わる関節は、即座に可動域が狭くなり、後者の方法だと広がります。
肩甲骨周囲、上腕、前腕の筋群を対象に、簡単な実演も行いました。
少し触れるだけで、その触れ方が前者のようだと関節の動きが悪くなり、後者のようだと良くなりました。

オープンパス・メソッド(R)の触察法を学習し、その習得度が増すと(「熟練」まで行かなくても)、触察によって筋の状態を整えること、筋群を整列させること、触察された者が触察された自分の筋を明確に体感できるようになること、などが可能となります。
受講生の皆さん、ぜひそのレベルを目指してください!

2014年11月22日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第23回

11月20日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第23回が開催されました。
今回は、総指伸筋、円回内筋、回外筋、長掌筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋の6筋を触察実習しました。


【総指伸筋】
起始:上腕骨外側上顆
停止:示指〜小指基節骨底−(中心束)→中節骨底−(外側束→終末腱)→末節骨

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総指伸筋を起始部近くで触察しています。
総指伸筋は示指から小指に停止腱を伸ばしますが、示指、小指には総指伸筋の他に、それぞれ示指伸筋、小指伸筋が停止しています。
画像のように示指、小指を屈曲位にすることで、示指伸筋、小指伸筋の働きを抑制できます。
総指伸筋の各停止腱は腱間結合で繋がれていますので、画像のように示指、小指を屈曲位で固定すると、中指、環指の停止腱も遠位に牽引されて弛むために働きが抑制されます。

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【円回内筋】
起始:上腕骨内側上顆、尺骨鉤状突起
停止:橈骨中央外側

円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、尺側手根屈筋の画像
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円回内筋を触察しています。
手関節を掌屈しているのは、円回内筋と同様に回内の働きを持つ橈側手根屈筋と長掌筋を弛めて抑制するためです。
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【回外筋】
起始:上腕骨外側上顆、尺骨
停止:橈骨上部

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回外筋を触察しています。
回外筋は前腕背側に位置する筋群の中で最深層にあるので、手関節を背屈することで上層の筋群を弛めまて触察しやすい状態を作ります。
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【長掌筋】
起始:上腕骨内側上顆
停止:手掌腱膜
【橈側手根屈筋】
起始:上腕骨内側上顆
停止:示指、中指の中手骨底掌側
【尺側手根屈筋】
起始:上腕頭;上腕骨内側上顆
   尺骨頭;肘頭内側面〜尺骨後縁近位2/3
停止:豆状骨→小指中手骨底掌側、有鉤骨鉤

長掌筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋については、セルフ触察(自分の筋肉の触察)を行いました。
これら3筋は前腕掌側の最浅層にあり、触察しやすく、それぞれを鑑別しやすいです。
長掌筋の停止腱が屈筋支帯の上を通るのが特徴的です。

2014年11月15日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第22回

11月13日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第22回が開催されました。
今回は、腕橈骨筋、短橈側手根伸筋、長橈側手根伸筋、尺側手根伸筋、小指伸筋の5筋を触察実習しました。


【腕橈骨筋】
起始:上腕骨外側顆上稜近位2/3
停止:橈骨茎状突起基部

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腕橈骨筋は肘関節を屈曲する主要筋の1つ(他は上腕二頭筋、上腕筋)ですが、前腕回内−回外中間位でしか屈曲しません。ちなみに回内位では回外します。

腕橈骨筋の触察。橈骨遠位をホールドしなければなりません。手関節を越えてホールドすると長橈側手根伸筋が強く働いてしまうからです。
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【短橈側手根伸筋】
起始:上腕骨外側上顆
停止:中指中手骨底背側
【長橈側手根伸筋】
起始:上腕骨外側顆上稜
停止:示指中手骨底背側

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リスター結節とその橈側を走行する短橈側手根伸筋と長橈側手根伸筋の停止腱を触察しています。
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短橈側手根伸筋と長橈側手根伸筋の動きを指導しています。
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短橈側手根伸筋の触察
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長橈側手根伸筋の触察
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【尺側手根伸筋】
起始:上腕骨外側上顆、尺骨後面上部
停止:小指中手骨底背側
【小指伸筋】
起始:上腕骨外側上顆
停止:小指に向かう総指伸筋腱

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尺側手根伸筋と小指伸筋の触察はセルフ触察(自分の筋肉を触察)しました。
尺側手根伸筋は「伸筋」という名が付いているので背屈が主な働きと思うかもしれませんが、主な働きは尺屈です。

今回触察した筋肉は、橈側から腕橈骨筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、1筋(総指伸筋を)空けて小指伸筋、尺側手根伸筋の順に並んでいます。

2014年10月31日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第21回

10月30日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第21回が開催されました。
今回は、短趾屈筋、小趾外転筋、短小趾屈筋、母趾内転筋、そして上腕骨(遠位部)から手根骨までの骨指標を触察実習しました。


【短趾屈筋】
起始:踵骨隆起下面、足底腱膜
停止:第2〜5中節骨底

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短趾屈筋の触察。短趾屈筋は足底腱膜に密着するので、最初に足底腱膜を特定します。
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短趾屈筋の触察。上画像とは異なる方法で触察しています。短趾屈筋の働きを丁寧に追います。
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【小趾外転筋】
起始:踵骨隆起、足底腱膜、第5中足骨底
停止:小趾基節骨底(外側面)

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小趾外転筋の触察。小趾外転の動きを引き出すために、まず伸展・内転させます(他動的に)。
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【短小趾屈筋】
起始:第5中足骨底
停止:小趾基節骨底

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短小趾屈筋の触察。小趾外転筋と混同しないために、内方から外方に押すように触察します。
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【母趾内転筋】
起始:斜頭;内側楔状骨、第2・3中足骨
   横頭;第2〜5中足骨頭の関節包靭帯
停止:外側種子骨、母趾基節骨底

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母趾内転筋斜頭の触察
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母趾内転筋横頭の触察
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上腕骨(遠位部)から手根骨までの骨指標として、以下を触察しました。
外側上顆、橈骨頭、内側上顆、尺骨神経溝、上腕骨小頭、上腕骨滑車、尺骨茎状突起、橈骨茎状突起、豆状骨、三角骨、有鉤骨、有鉤骨鉤、月状骨、有頭骨、舟状骨、舟状骨結節、大菱形骨、小菱形骨

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2014年10月17日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第20回

10月16日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第20回が開催されました。
今回は長母趾屈筋、短趾伸筋、短母趾伸筋、母趾外転筋、短母趾屈筋の触察実習を行いました。


【長母趾屈筋】
起始:腓骨後面
停止:母趾末節骨底底面

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長母趾屈筋は下腿後面部深層筋群の1つです。
下腿後面部深層筋は3筋あり、中央に後脛骨筋、脛骨側(内側)に長趾屈筋、腓骨側(外側)に長母趾屈筋があります。
深さで言うと、最深層に後脛骨筋が位置し、その両側から長趾屈筋と長母趾屈筋が被さる(被さり方には個体差があります)ように走行します。
3筋は下腿から足根骨、指骨へと向かいますが、起始部から内果近くまでは3筋ともヒラメ筋に覆われています。

3筋は腱に移行した後、内果後方を通りますが、そこでの位置関係は、前方から後方へ後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋の順に並んでいます。
長趾屈筋と長母趾屈筋の間には後脛骨動・静脈、脛骨神経が走行しています。
後脛骨動脈は(脈動によって)3筋を鑑別するための指標となります。

内果後方を通過した後、長趾屈筋は母趾外転筋、短趾屈筋(第1層の足底筋群)の下(深)層へと進入し、短趾屈筋の腱裂孔を通って第2〜5趾の末節骨底に停止します。
長母趾屈筋は内・外側結節の間(長母趾屈筋腱溝)を通り、載距突起を滑車にして向きを変え、長趾屈筋の下層を通った後、第1趾の末節骨底に停止します。
後脛骨筋は舟状骨粗面と内側楔状骨に付着し、そこから足底へ広がっていきます。

長母趾屈筋の触察9-20-4.jpg
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【短趾伸筋】
起始:踵骨遠位外側面
停止:第2〜4長趾伸筋腱外側
【短母趾伸筋】
起始:踵骨遠位外側面
停止:母趾基節骨底背面

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足背にある内在筋は短趾伸筋と短母趾伸筋だけです。
短趾伸筋の筋腹は足根洞の外側、長趾伸筋腱と第5中足骨底の間あたりで、短母趾伸筋の筋腹は長趾伸筋腱と長母趾伸筋腱の間で確認できます。
筋腹を確認できれば、腱を追って、それぞれ停止部まで辿ることは容易です。


【母趾外転筋】
起始:踵骨隆起内側、舟状骨粗面
停止:内側種子骨→母趾基節骨底

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母趾外転筋は第1層の足底筋です。
第1層の足底筋は他に、短趾屈筋、小趾外転筋があります。
ただし第1層と言っても、その上層には足底腱膜が存在します。
また母趾外転筋は母趾球筋の1つでもあります。
他の母趾球筋には、短母趾屈筋、母趾内転筋があります。

母趾外転筋の触察9-20-6.jpg
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【短母趾屈筋】
起始:立方骨、外側楔状骨
停止:外側腹;外側種子骨→母趾基節骨底
   内側腹;内側種子骨→母趾基節骨底

短母趾屈筋の触察
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2014年10月03日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第19回

10月2日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第19回が開催されました。
今回は膝窩筋、後脛骨筋、長趾屈筋の触察実習を行いました。


【膝窩筋】
起始:大腿骨外側上顆外側面、外側半月板
停止:脛骨後面上部(ヒラメ筋線より上部)

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骨指標として外側上顆(膝窩筋の起始部)を触察
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膝窩に手指を進入させます。腓腹筋外側頭の内側縁に沿うように。
骨部を感じ取れる深さまで進入した後、下腿内旋の動きを指示し、活動する膝窩筋を確認します。
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膝窩筋の筋腹直上を走行する脛骨神経、膝窩動・静脈を確認9-19-5.jpg
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大腿二頭筋の外側から手指を進入させ、膝窩筋の起始部に接近
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膝窩筋の停止部を触察
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【後脛骨筋】
起始:下腿骨間膜後面上半、脛骨・腓骨骨間膜側
停止:舟状骨粗面、内側楔状骨、他(中間・外側楔状骨、立方骨)

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後脛骨筋を触察(舟状骨粗面を内果後方へ近づける動きを指示しながら)
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【長趾屈筋】
起始:脛骨後面
停止:第2〜5趾末節骨底(短趾屈筋の腱裂孔を貫いて)

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長趾屈筋を触察(第4、5趾を素早く他動伸展しながら)
* 第2、3趾は用いません。長母趾屈筋腱が第1趾だけでなく、かなり高い確率で第2、3趾に停止しているそうです。
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2014年09月12日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第17回

9月11日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第17回が開催されました。
今回は大腿二頭筋、足根骨(下腿部から足部まで走行する筋群の骨指標として)、前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋の触察実習を行いました。


【大腿二頭筋長頭】
起始:坐骨結節
停止:腓骨頭

【大腿二頭筋短頭】
起始:大腿骨粗線外側唇
停止:大腿二頭筋腱→腓骨頭

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前回のトレーニングでは内側ハムストリングスである半腱様筋と半膜様筋の触察実習を、今回は外側ハムストリングスである大腿二頭筋を触察実習しました。

大腿二頭筋には長頭と短頭があります。
長頭は半腱様筋と、坐骨を頂点とした逆V字形を作り、両筋は半膜様筋の上層を走行します。
長頭、半腱様筋、半腱様筋は互いに連結しており、特に長頭と半腱様筋には広い範囲の筋連結があります。
ただし、体表から触察すると筋腹は明確に鑑別でき、この点は広筋群と同様です。

大腿二頭筋短頭はその大部分を長頭に覆われています。
また短頭は独自の停止腱を持っておらず、長頭の停止腱に横ざまに(半羽状様に)付着する形を取ります。
短頭の触察はその大部分を、上層を走行する長頭を介して行わなければなりません。
そのために股関節伸展位、および膝屈曲位という肢位から開始しました。
長頭が二関節筋(股関節と膝関節に関わる)、短頭が単関節筋(膝関節だけに関わる)であるということを利用したわけです。

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長頭の触察は膝関節の屈曲ではなく、下腿部の外旋を使って行いました。
そうすることで、隣り合う半腱様筋(下腿部を内旋させる)との鑑別が可能となります(連結による「引き」はありますが、鑑別は可能です)。


大腿二頭筋を触察実習した後には、前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋の実習前に、足根部の骨指標を確認しました。
講師のリードで次の順で確認していきました。
内果の位置、外果の位置、距腿関節の仕組みと動き、距骨頸と距骨頭、ショパール関節、載距突起、距骨下関節(内側部、外側部)の位置と動き、舟状骨粗面、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、リスフラン関節、第5中足骨粗面、立方骨。


【前脛骨筋】
起始:脛骨外側面、下腿骨間膜上部
停止:内側楔状骨、母指中足骨底足底面

【長趾伸筋】
起始:腓骨内側面、脛骨外側面上部
停止:第2〜5趾中節骨・末節骨

【長母趾伸筋】
起始:下腿骨間膜、腓骨骨間膜縁中央
停止:母趾基節骨(・末節骨)

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最初に下腿の4つのコンパートメントについて説明しました。
それぞれのコンパートメントに、働きの近い筋群が含まれています。
前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋は、前側部コンパートメントに含まれる筋群です。

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前脛骨筋については、足部を背屈、内反(回外)させながら触察を行いました。
ただし、足部の背屈は隣接して走行する長趾伸筋、長母趾伸筋も持つ働きなので、これら2筋の働きを(相反)抑制するために、足趾を屈曲させた上で行いました。

長趾伸筋と長母趾伸筋については、2通りの方法で触察を行いました。
足趾(長趾伸筋では第2〜5趾、長母趾伸筋では母趾)の働きを使った方法と、それらの腱を他動的に牽引する方法の2通りです。

2014年09月07日

第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第16回

9月4日、第9期オープンパス認定パルペーション・トレーニング第16回が開催されました。
今回は内側広筋、外側広筋、半腱様筋、半膜様筋の触察実習を行いました。
今回の内容は、ファシャワークなどの実践を意識したものとなりました。


【内側広筋上部】
起始:大腿骨粗線内側唇
停止:大腿四頭筋共同腱→膝蓋骨→脛骨粗面

【内側広筋下部(斜走部)】
起始:大内転筋腱→広筋内転筋腱板
停止:膝蓋骨内側縁

【外側広筋上部】
起始:大腿骨粗線外側唇、大転子下部
停止:大腿四頭筋共同腱→膝蓋骨→脛骨粗面

【外側広筋下部(斜走部)】
起始:腸脛靭帯
停止:膝蓋骨外側縁

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内側広筋、外側広筋に対してファシャワークを行う場合、上部と下部とを別扱いにして(むしろ別の筋として)働きかけるとよいでしょう。
精確な仕事を行うためには、それが必須と言ってもよいかもしれません。
今回、触察実習を行う際にもそのことを意識して(受講生の皆さん全員が、ファシャワーカー養成トレーニングへ進級されるご希望ですので)、両筋とも上部と下部との筋間を正確に鑑別しました。

内側広筋は縫工筋の外側に位置します。
起始部では他の広筋(中間広筋、外側広筋)と合するために(合する範囲には個体差がありますが)、それらと鑑別するのが困難です。
大腿前側面で中間広筋を覆う部位に関しては、その外側縁を確認することで、その部位での中間広筋との位置関係が明確になります。

内側広筋は、上部と下部とで筋線維の走行方向(角度)がかなり異なります。
上部は大腿の長軸に近い(遠位部では長軸に対して角度がやや大きくなりますが)走行ですが、下部は長軸に対する角度が大きく、上部とは働きが異なることが予測できます。
下部は斜走部とも呼ばれますが、それは上記のような線維の角度によります。

外側広筋は大腿四頭筋の中で最大です。
起始部については、他の広筋と鑑別することが困難です。
大腿前側面で中間広筋を覆う部位に関しては、その内側縁を確認することで、その部位での中間広筋との位置関係が明確になります。
外側広筋の上を腸脛靭帯が走行していますが、そのことが触察の妨げとなったり、指標となったりします。

外側広筋も、内側広筋と同様に上部と下部(こちらも斜走部と呼ばれます)に分かれますが、両部の筋線維の走行方向は内側広筋ほどの差はありません。
ただし、起始部近くの走行方向から予測される下部の働きは、やはり上部のそれとは異なると言えるでしょう。

ファシャワークを行う際、内側広筋と外側広筋の斜走部が膝蓋骨をV字で挟む形のこのエリアでは、様々な働きかけが可能です。
内側広筋下部は広筋内転筋腱板に起始しますので、大内転筋とは直接的な繋がりがあります。
大内転筋の前側面は他の内転筋群の、後側面ではハムストリングスの「床」となっており、かつそれらと部分的に連結しています。
外側広筋下部は腸脛靭帯の裏面に起始しますが、大腿筋膜張筋と大臀筋浅部はその腸脛靭帯に付着しています。
また腸脛靭帯は大腿筋膜の肥厚部(一部)ですので、大腿全体の構造に直接的に関わっています。
このV字エリアに働きかけることで、両下肢、骨盤帯に対しては直接的、及び即時的に変化を起こせます(その上部構造に対しても同様ですが)。

上記V字形エリアに関するご質問を、受講生さんからいただいたことをきっかけに、「番外」のデモを行いました。
外側広筋下部筋膜に対して働きかけることで、反対側の内転筋群、足の踏み込み(反対側)、重心の位置を変えましたが、施術時間は1分くらいだったと思います。
外側広筋下部の張力(緊張度)をファシャワークによって調整したのですが、デモのモデルになってくださったSさんは、施術中、反対側の内転筋群に起こった変化を感じられたようです。


【半腱様筋】
起始:坐骨結節
停止:脛骨粗面内側

【半膜様筋】
起始:坐骨結節
停止:脛骨内側顆内側部〜後部

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ハムストリングスには、下腿部の内側へ向かって走行する半腱様筋と半膜様筋、外側へ向かって走行する大腿二頭筋があります。

半腱様筋と大腿二頭筋長頭は坐骨結節の近接する部位に起始し、同じ深さを走行します。
これら2筋は最終的に下腿部の内外へ別れますが、かなり広い範囲で筋連結があります。
ただし連結は深部で起こっているので、並走部の筋間を触察することは可能です。

大腿二頭筋短頭の起始部は大転筋深部のすぐ尾方です。
また停止部は、長頭腱に対して半羽状の形状で付着し、独自の腱を持っていません。

半膜様筋は半腱様筋と大腿二頭筋長頭の下層を走行します。
この筋は、半腱様筋と大腿二頭筋に隠れた部位の多くが腱膜様になっています。

今回は半腱様筋と半膜様筋の2筋を触察実習しました。
半腱様筋については、停止腱の走行に合わせて膝の屈曲角度を決めることで、触察を容易にする方法をお伝えしました。
半膜様筋については、膝関節内側を開く操作によって活動を強化した上で、上層を走行する半腱様筋と大腿二頭筋長頭から鑑別しました。

ところで、「番外デモ」をもう1つ行いました。
ハムストリングスの触察デモを行った際に、「目が見開いた」「視界が広がった」という感想をいただきました。
触察実習では、必ずと言ってよいほど、何らかの身体変化が起こります(それを狙っているわけではありません)。
今回の変化は体液循環によるものと判断し、それを強化するために体液系(血液、リンパ液、細胞間質液)に対する働きかけを鼠径部周辺に対して行いました(まったくの番外です(笑))。
10秒くらいの施術だったでしょうか、効果(より目が開く感じ)を実感していただけたようです。
まあ、ボディワークの守備範囲はなかなか広いということで。