2015年10月19日

第3回オープンパス・メソッド(R)勉強会

10月17日、第3回オープンパス・メソッド(R)勉強会(注)が開催されました。
今回も前回に引き続き、新井優子さんのリードで末梢神経モビライゼーションを学びました。

(注)オープンパス・メソッド(R)・アドバンスボディワーカーの勉強会。

今回は、7名のメンバーが参加しました。
今回も新井さんが、資料を作成してくださいました。
大変に分かりやすい資料で、作り上げるのに、かなりの時間と労力が必要だったと思います。

今回の進行は、資料に基づいた説明の後、新井さんが参加者からの質問に応答し、またデモンストレーションを行いながら行われました。

資料や説明によって、技術の原理的なところが把握できたので、資料にない部位、神経に対しても、効果的に働きかけることができました。

デモを行う新井さん(坐骨神経に対してアプローチ)
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新井さん、今回もリードをありがとうございました。


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「筋膜リリース体験ワークショップ」
開催日時:2015年10月31日(土)14:00〜17:00
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:小川隆之、斎藤瑞穂
ご参加料金:7000円
http://baucafe.sblo.jp/article/164165974.html

「一から始める触察解剖学」
開催日時:水曜日の夜間(19:00−21:00)
会場:オープンパス・オフィス(東京都新宿区西新宿4−32−4)
講師:斎藤瑞穂、小川隆之
全8回参加の方/1回6000円、48000円+消費税
単発のご参加も可能。日時、金額の詳細はこちら↓でご確認ください。 
http://rolflingopenpath.sblo.jp/article/164099027.html

よみうりカルチャー恵比寿「気軽に出来るボディワーク」
開催日時:第1、第3金曜日 19:00−21:00
会場:アトレ恵比寿7F よみうりカルチャーセンター
講師:斎藤瑞穂、小川隆之
お問い合わせ先:よみうりカルチャー恵比寿
http://www.ync.ne.jp/ebisu/kouza/201510-11510320.htm

2015年09月20日

「ボディワーク入門」講師養成講座第6回

9月20日、「ボディワーク入門」講師養成講座第6回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。

本講座は、受講生が講義と実技のデモンストレーションを行いながら、将来的に自分が開催する講座の「雛形」を作り上げていきます。

今回は、ソマティクスに関する講義と実技デモを行っていただきました。
ソマティクスは、思想的にも技術的にも、ボディワークの根幹となる部分です。
しかもそれを、各自の専門分野に結び付けた内容に仕上げなければなりません。
各自の分野についてはもちろん、ソマティクスについての理解も必要なので、かなり難しい作業のはずです。

しかし講義を聴くと、「結び付けた」というレベルを超えて、大変に上手く統合されていました。
私たちからの助言は、講義内容の構成に関するヒントくらいしかありませんでした。

カリキュラムがかなりの時間を残して終了したので、残りの時間を技術内容の確認と復習に当てました。
また最後に、手技の用い方、タッチの仕方、エンドフィールなどについて、詳しくお伝えしました。


手技の用い方、タッチの仕方を指導する斎藤講師

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2015年09月15日

第2回オープンパス・メソッド(R)勉強会

9月15日、第2回オープンパス・メソッド(R)勉強会(注)が開催されました。
今回は、末梢神経について学びました。

(注)オープンパス・メソッド(R)勉強会=オープンパス・メソッド(R)アドバンスボディワーカーの勉強会。

今回は、勉強会メンバーの新井さんが、神経モビリゼーションに関する資料を作成し、神経走行、絞扼神経障害などの説明、肩甲上神経、肩甲背神経のリリース・テクニックのデモンストレーションを行ってくださいました。

絞扼部位を探す方法、リリース・テクニック(きっぱりと、直接的な方法でした)などが、オープンパス・メソッド(R)の方法とはかなり異なっていて、勉強になりました。

今回、実習は少なかったのですが、大変に濃い内容だったと思います。
それぞれに発見もあったようです。
末梢神経については、引き続き、勉強会のテーマとして取り上げてもよいかと思いました。
次回は、実習中心で行うのもよいでしょう。

2015年09月12日

「ボディワーク入門」講師養成講座第5回

9月12日、「ボディワーク入門」講師養成講座第5回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。

本講座は、受講生が講義と実技のデモンストレーションを行いながら、将来的に自分が開催する講座の「雛形」を作り上げていきます。

第5回になりましたが、前回にも増して講義の内容が分かりやすく、しかも興味深く、聴き入ってしまいました。
受講生各自の専門分野のこと(注)は、私たち講師陣も初めて聞くことが多く、楽しみにしています。

(注)講義内容は、各自専門分野にボディワークの技術を取り入れたものとなっています。

今回は、前腕部、手部、顔部についての講義を行っていただきました。
実技のデモンストレーションも、同じ範囲でした。
また、ボディワークを伝える際に欠かせない部分であるソマティクス、セッション参加の形、体性感覚などについて、講師両名が講義デモを行いました。

講義デモの後、ムーブメントワークとその指導法を同じくデモによってお伝えしました。


◆ムーブメンントワークのデモンストレ
ーションを行う斎藤講師

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2015年08月16日

「ボディワーク入門」講師養成講座第4回

8月15日、「ボディワーク入門」講師養成講座第4回(注1)(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。

(注1)第1〜3回の記事: 第1回 第2回 第3回

本講座では、受講生が講義と実技のデモンストレーションを行いながら、将来的に自分が開催する講座の「雛形」を作り上げていきます。

第4回になりましたが、講義の内容が大変に分かりやすく、なおかつ興味をもって聴くことができました。
ヨガやアロマテラピーの観点から語られるボディワークは、とても新鮮でした。
また、ボディワークの観点から指摘すべき問題点は一切なく、講義の時間が驚くほどスムースに進みました。
それなので、実技に関してこれまでよりも時間をかけて、多くの情報をお伝えすることができました。

今回は、背部、腕部、肩部、頸部、頭部についての講義を行っていただきました。
実技のデモンストレーションも、同じ範囲のテクニックでした。

また今回は、テキスト記載の、胸鎖乳突筋、斜角筋群などに対するテクニックを、かなり修正してお伝えしました。
受講生がより使いやすいもの、各自の講座で伝えやすいものをお伝えしたいという気持ちからです。

最後に、今回のテクニックを連続して用いる方法(ネックワーク)をお伝えしました。
この方法は、短時間でかなりの効果を演出できるので、「見せ技」(注2)として使うことができます。

(注2)講座、セミナーで行う実技のデモンストレーションには、2つのタイプがあり、それらを上手く使い分ける必要があります。
1つは、実技の手順などをお伝えするもので、もう1つは、その実技の効果を見せるものです。
前者を「教え技」、後者を「見せ技」と言います。
今回、お伝えしたネックワークの内容は、斎藤講師が効果的なテクニックを選択し、コンパクト(5分くらい)にまとめたものです。
そのまま「見せ技」に使えるだけでなく、実践(セッション)にも使えます。
受講生の方々は、ぜひ使ってみてください。

2015年08月14日

オープンパス・メソッド(R)勉強会(筋反射を用いてボディワーカーの身体反応を見る)

8月12日、オープンパス・メソッド(R)勉強会を開催しました。
これまで斎藤と小川が二人だけで地味に行ってきた勉強会に、オープンパス・メソッド(R)・アドバンス・ボディワーカー(オープンパス認定インテグレーティブワーカー養成トレーニング卒業生)の方々をお招きした形です。
「地味に」とは言っても、オープンパス認定トレーニングで現在お伝えしている多くのテクニックがこの勉強会で考案され、オープンパス・メソッド(R)の思想が練られてきました。


今回は、論文などの紹介からスタートしました。
疼痛に関する学術論文4編と某学会大会の抄録1編を、斎藤が紹介しました。
どれも、心身医学、理学療法などの世界で、疼痛をどのように捉えているのかを把握できる内容のものでした。


その後、斎藤と私とでデモンストレーションを行いました。
最初に、オープンパス・メソッド(R)疼痛解消テクニックの前段階、完成する前のものをお見せしました。
このテクニックは、斎藤が考案したイーズポイントリリーステクニックを下敷にして作られました。
反転したイーズポイント(注1)を正常化する(イーズポイントに戻す)方法として作られたのですが、それが最終的に、疼痛解消テクニックに発展しました。
その発展以前のものをお見せしました。

(注1)心地よさを感じるはずが、痛みを引き起こすように変わってしまったポイントです。

次には、筋反射を用いて、イーズポイントや圧痛点に対する、私たち(ボディワーカー)の身体反応を見ていきました。
疼痛解消テクニックには、熟達が必要であると繰り返し言い続けてきましたが、その「熟達の内容」をお伝えできたかと思います。
熟達するとは、身体の声に従うことが可能になるということです。

私たち(ボディワーカー)の手指が圧痛点(問題のある点)に近づくと、あるいはそこに注意が向くだけでも、私たち(ボディワーカー)の身体(筋肉)は弱化します(筋反射を調べながら、デモを進めました)。
ところが、圧痛点に働きかけて、その部位の混乱や問題が解決し始めると、私たち(ボディワーカー)の身体は強化されて、全身が「立ち上がる」ように感じます。

痛みが解消されていき、全身が「立ち上がる」に連れて、ホールディング(注2)は変化し、それまで圧痛点のあった部位を、張力の変化に従って(ホールディングが)移動させます。

(注2)ボディワーカーがクライアントの身体部位をホールドすること。

痛み(圧痛点の)は、周囲の、あるいは遠隔部位の疼痛と共に解消され、(クライアントの)姿勢や動き(身体構造や身体機能)が大幅に変わります。


最後に、参加者どうしがペアになって、疼痛解消テクニックを実習しました。

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今後も、アドバンス・ボディワーカーの方々を招いての勉強会を続けていく予定です。
というより、アドバンス・ボディワーカーの方々と力を合わせて、オープンパス・メソッド(R)を発展させていきたいと思っています。

2015年08月01日

「ボディワーク入門」講師養成講座第3回

8月1日、「ボディワーク入門」講師養成講座第3回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。

本講座では、受講生が講義と実技デモを行いながら、将来的に自分が開催する講座の「雛形」を作り上げていきます。
第3回になりますが、「雛形」は着々と出来上がっているのではないでしょうか。

今回は、「脇についての講義×2」「大腿についての講義×1」「脇に関わる筋膜リリースのデモンストレーション×19」をこなしました。
そして今回も、受講生だけでなく、斎藤講師が「脇についての講義」「大腿についての講義」「脇に関わる筋膜リリースのデモンストレーション×6」を、私が「脇についての講義」「腹部についての講義」「腹部に関わる筋膜リリースのデモンストレーション×5」をお見せしました。

講師を行うとして、施術のデモンストレーションでは、受講生たちにテクニックの有効性を知らせるために、「目に見える」効果をその場で演出できなければなりません(「見せ技」が必要ということです)。
今回は、イーズポイントに関わって行うことができる、そのためのコツなどもお伝えしました。

2015年07月26日

「ボディワーク入門」講師養成講座第2回

7月26日、「ボディワーク入門」講師養成講座第2回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。(第1回記事

本講座では、受講生が講義と実技デモを行いながら、将来的に自分が開催する講座の「雛形」を作り上げていきます。
今回は、「呼吸についての講義×3」「下腿についての講義×2」「胸郭に対する筋膜リリースのデモンストレーション×13」(かなりの数!)をこなしました。
ヨガやアロマテラピーなどに結びつけた講義内容(注)が、大変に興味深く、私たち講師も勉強になりました。

(注)講義は、ヨガの生徒あるいはアロマテラピストに教える、という設定で行われました。

今回は受講生だけでなく、斎藤が胸郭に対する筋膜リリース、下腿に対するセルフ・リリースのデモンストレーションを、小川が呼吸と下腿についての講義をお見せする場面もありました。

2015年07月19日

一から始める触察解剖学ワークショップ最終回

7月18日、一から始める触察解剖学ワークショップ最終回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回は、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、肩甲挙筋、前・中・後斜角筋の触察実習を行いました。
また梨状筋については、時間の関係で触察のデモンストレーションだけを行いました。


長橈側手根伸筋と短橈側手根伸筋の触察は、連続して行いました。
短橈骨手根伸筋がリスター結節の橈側を通過することで、これら2筋が協力してどのような力を発揮するのかを説明しました。

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肩甲挙筋の触察は、起始・停止を把握するために、骨指標を正確に触れてから行いました。
停止部である肩甲骨上角内側縁については、僧帽筋の下層にあるため、相反抑制によって僧帽筋の働きを抑えた上で触察しました。
かつ、肩甲骨を拳上させる際に僧帽筋が肩甲骨を上方回旋させないように、触察者は肩をホールドする位置を工夫する必要があることを伝えました。

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斜角筋についても、起始・停止に関わる骨指標を正確に触察しました。
斜角筋群の停止部(第1、2肋骨)については、鎖骨、胸鎖乳突筋、頸椎との関係(個体差があるため)で手技の角度を変えなければなりません。

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梨状筋については、腹臥位、横臥位、背臥位で触察する方法をデモしました。
背臥位で腹部から仙骨前面の起始部を触れるデモでは、参加者の方々にも、デモンストレーターが手指を導く形ですが、触察体験をしていただきました。

2015年07月13日

「ボディワーク入門」講師養成講座第1回

7月12日、「ボディワーク入門」講師養成講座(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)がスタートしました。
本講座は、『ボディワーク入門』をテキストにして、ボディワークの理論と実践を教える講師を養成するための講座で、全8回で行われます。
また本講座は、終了後、受講生の方々が自らの講座をすぐに開講できるように構成されています。
初回に受講生が、開講を希望する講座の内容、対象者を設定して、それに基づいて、毎回、内容を深め(進め)ながら、講義と実技指導のデモンストレーションを行います。
それに対して、講師側は評価と助言、実技指導を行い、必要であれば参考となるであろうデモンストレーションをお見せします。
第8回終了時には、参加者各自の連続講座(あるいはその雛形、青写真)が出来上がっているというわけです。


実技指導を行う斎藤講師

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ところで、近い将来、オープンパス認定パルペーション・トレーニングの講師を後進の方々にお願いしたいと思っています。
パルペーション・トレーニングは、オープンパス認定トレーニングの「要」ですので、誰にでもお願いできるものではありません。
現在、パルペーション教師養成トレーニングのためのカリキュラムを作っていますが、そのトレーニングの参加条件の1つとして、「ボディワーク入門」講師資格取得を挙げることに決めました。
そうしたこともあり、本講座を開講するに当たって、講師側には大きな期待がありました。
これまで、同様の講座を2回行ってきましたので、今回で3回目となりますが、それら3回の卒業生の方々の中から、最初のパルペーション教師が誕生することを願っています。

* 来月スタートする第10期オープンパス認定パルペーション・トレーニングにつきましては、小川隆之、斎藤瑞穂が講師を務めます。
夜間コースにつきましては、しばらくお休みをいただき、担当する新講師を育成したいと思っています。