2015年08月07日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第11回

8月6日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第11回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは、「イーズポイントリリーステクニック(第4回)」でした。
今回は、腕部背側、胸腹部のイーズポイントに働きかけました。

今回も実習前に、イーズポイントと解剖学的部位とは「イコールではない」ことを強調しました。
イーズポイントリリーステクニックの資料には、イーズポイントと並べて解剖学的部位名が記されてあって、イーズポイントを探しやすいように作られています。
それを見て、両者が「イコールである」と思ってしまう受講生も少なくありません。

イーズポイントは、膜連続体上に働く張力の「交点」に存在するものなので、張力をたどることで到達できるのですが、それができ、多くの交点を探し当てるまでには、かなりの時間が必要です。
イーズポイントリリーステクニックを考案した斎藤講師は、それを行ったのですが、受講生の方々に同じことを行っていただく時間は、本トレーニングにはありません。

そこで、効率よくイーズポイントを探すことのできる指標として解剖学的部位を使うことに決めたのです。
張力をたどる触察力は、実習をくり返す中で、自然と身についていきます。
受講生の方々は、イーズポイントと解剖学的部位とは「イコールではない」ことを忘れないでください。


さて、今回の実習には、受講生の方々に交って私も参加しました。
その際に、たまたまですが、ペアになった受講生の方に、面白い体験をしていただきました。
「イーズポイントが消える」という体験です。

最初に私は、反転したイーズポイント(注1)を押圧しました。
ホールディングとムーブメントによって、そのポイントがイーズポイントに戻り始め、さらにムーブメントを続行することによって、イーズポイントが消失したのです。

(注1)イーズポイント(心地よい点)が反転して痛点となります。場合によっては、かなりの圧痛があります。

膜連続体は、常に動いています(注2)
それは、その時々の張力関係の中で安定していますが(たとえ歪みがあったとしても)、固定はされていません。
イーズポイントは、この膜連続体上に存在し、互いの影響(張力関係)の中で移動します。

(注2)例えば、眠っているときにも、呼吸や鼓動によって動き続けています。

膜連続体は、問題部位に向かって収縮するのですが、問題が起こるのは、ほとんどの場合にイーズポイントの上です。
反転したイーズポイントがリリースされると、そこに向かって収縮していた力が分散します。
そうなると、張力関係の中にあったすべてのイーズポイントが、全体として(付近にあるポイントは特に)位置を変えます。
イーズポイントが消えた(ように感じられた)のは、このためです。


今回のイーズポイントの中で、もっとも影響力のあるポイントは、肝冠状間膜と肝鎌状間膜に関連する(注3)2点でしょうか。
横隔膜と腹膜を通して、張力関係が大きく変化し、イーズポイントの動くさまは、あたかも「星座が動く」かのようです。
身体の見た目の変化も、かなり大きいです。

(注3)イーズポイントと解剖学的部位とは「イコールではない」という意味で、「関連する」としました。



【お知らせ】

オープンパス認定パルペーション(触察)・トレーニング 体験受講者を募集いたします。
日時: 8月9日(日)10:00〜17:00(第10期、第2回)
対象筋(予定): 前鋸筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、上腕二頭筋、烏口腕筋、上腕筋
参加費: 10000円/6時間(特別価格)
* 体験受講は2回まで可能です。

参加ご希望の方は、お手数ですが、
(1)お名前
(2)当日の連絡先(携帯番号または携帯のメールアドレス)
(3)ご職業
(4)ご住所(参加票を送らせていただきます)
(5)質問、コメントなど(もしあれば)
上記を記入のうえで、openpath@hotmail.com にお申し込みいただければ幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております。

2015年07月24日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第10回

7月23日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第10回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは、前回前々回に引き続き「イーズポイントリリーステクニック」でした。
今回は、腕部腹側のイーズポイントに対して働きかけました。

今回は、パルペーション・トレーニングの復習を含めた内容となりました。
イーズポイントに働きかける前に、腕部腹側にある骨指標、いくつかの筋・腱などを触察しました。

イーズポイントリリーステクニックの実習は、今回で3回目(注1)になりますが、今期は何か例外的なことが起こっています。
3回目というと、これまでの傾向では、イーズポイントを探し当てることに苦労している頃ですが、今期はすでに、誰もが難なくイーズポイントを見つけ出すことができています。

(注1)オープンパス認定トレーニングは、現在は昼間部と夜間部があり、前者は6時間、後者は3時間の講習となります。
第9期は夜間部ですので、1回につき3時間の講習ですので、今回で9時間目となります。

9期生の方々がインテグレーティブワーカー養成トレーニングに進級されたときには、疼痛解消テクニックを実習することになるでしょう。
疼痛解消テクニックは、「反転したイーズポイント」(注2)に対して働きかけていく技術なのですが、このようにイーズポイントを探し当てることができれば、習得することは難しくないでしょう。

(注2)イーズポイントは膜連続体(全身を縦横に走行し、器官群を包み込み、区分ける膜組織)における張力の交点にあります。
圧すると、わずかな「弾み」(押し返し)が感じられます。
ストレスを吸収し、柔軟性を失うことで「反転」し、「心地よい(イーズ)ポイント」から「圧痛のあるポイント」に変わります。

イーズポイントリリーステクニックをお伝えするにあたって、今期がこれまでとそれほど伝え方や内容が変わったとは思えないのですが、変わったところを強いて言えば、イーズポイントの位置をすぐに講師が教えてしまうのではなく、なるべく受講生が自分で探すように指導しているという点でしょうか。(注3)

(注3)イーズポイントリリーステクニックは、斎藤講師が考案した技術です。
指導も、考案者である斎藤講師が自らの経験(イーズポイントを探し当てた経験)に基づいて行われています。


イーズポイントが反転している場合には、痛みを伴います(大半のイーズポイントが反転してしまっているケースもあります)。
ただし、「イタギモ」「イタイタギモ」くらいまでは、「キモチヨイ」「ココチヨイ」(イーズ)の範囲と捉えて問題はありません。
しかし、「痛み」のほうが「心地よさ」に勝るようでしたら、そのポイントは「反転している」と捉えたほうがよいでしょう。
痛くて思わず叫んだり、身動きしたり、場合によってはジャンプしてしまう(「ジャンプサイン」(注4)と言います)くらいの反応があるとしたら、完全に反転状態です。

(注4)ペア実習の中で、「ジャンプサイン」を続けざまに引き出していたペアがありました(すでに、疼痛解消テクニックの8割がたを習得したようなものです!)が、イーズポイントリリーステクニックの範囲で、上手く痛みを緩和されていました。


ペア実習の中で、面白いケースがありましたので、紹介します。
クライアント役(女性)の方の身体を観察すると、バスト、ヒップともに左側が下垂していました。
顔面も、左目の高さ、左口角の位置などが低くなっていました。
今回は、腕部腹側に対してイーズポイントリリーステクニックを行いましたが、終了後、バスト、ヒップ、目、口角の全てが拳上していました。


【イーズポイントリリーステクニックの実習風景】

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2015年07月11日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第9回

7月9日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第9回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは、前回に引き続き「イーズポイントリリーステクニック」でした。

今回の授業は、斎藤講師の講義から始まりました。
受講生の方々のご質問に答える形で、イーズポイントに関わって、イーズポイントの押圧の仕方、身体の張力構造、感覚受容器の種類・機能、イーズポイントとエントリーポイントの関係、イーズポイントとトリガーポイントの違いなどについて講義しました。

講義の後は、脚部前面と頭頸部、肩部に対するイーズポイントリリーステクニックの実習となりました。
このテクニックを学ぶのは、今回が2回目ですので、イーズポイントを探し当てることに集中しました。
イーズポイントを探す過程で、身体における快・不快の「地図」を読み取れるようになります。
身体を介してラポールをとることが学べます。

今回は、私も実習に加わりました。
2回目ですが、受講生の方々は、すでにコツをつかみ始めているのではないでしょうか。
「どこを押せば気持ちよいか」というのは、考えすぎなければ、意外と分かってしまうものです。
自分の直感にしたがうことができるか否か、そこが鍵となります。

2015年07月03日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第8回

7月2日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第8回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは、「イーズポイントリリーステクニック」でした。
今回の講義では、イーズポイントリリーステクニックの効果、テクニックの対象である感覚受容器のこと、刺激方法などを説明し、実習では、下肢後面にあるイーズポイントに働きかけました。

イーズポイントリリーステクニックは、インテグレーティブワーカー養成トレーニングでお伝えする疼痛解消テクニックの基礎となる技術です。
疼痛解消テクニックで扱う圧痛点、もしくはエントリーポイントは、イーズポイントが「反転」(「心地よいポイント」から「圧痛のあるポイント」に変換)したものです。

今回の実習は、下肢後面を対象に、イーズポイントを見つける練習となりました。


〈今回の実習風景〉

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2015年06月26日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第7回

6月25日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第7回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回テーマは「下腿部、前腕部に対する深部筋膜操作」でした。
今回が深部筋膜操作の最終回でした。

下腿部については、4つのコンパートメント(前側部、外側部、後側浅部、後側深部)のこと、それぞれに収まる筋肉(全12、あるいは13筋)のこと、形状と働きから状態を分析することなどを、前腕部については、筋肉の特徴的な走行方向、内側上顆と外側上顆を指標にすることなどをお伝えしました。

前3回の実習は、深部筋膜操作の基本的な形を覚えていただくことが目的でしたが、今回はそれに加えて、対象部位の状態(緊張、硬結、癒着など)を感じ取ることにも留意していただきました。

またそれに関わって、下腿部の状態を外観から把握する方法、前腕部の状態を広く押圧することで把握する方法をお伝えしました。

その他に、ポジショニング、姿勢などを工夫することによって(パルペーション・トレーニングでもお伝えしましたが)手指を過負荷の状態にさせたり、疲労させたりしないための方法をお伝えしました。


以下の画像は実習風景です。

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2015年05月24日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第5回(その2)

5月22日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第5回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは、「深部筋膜の操作」でした。
今回の実習では、初めに体幹の背側面に対して、次に腹側面に対して働きかけました。
前者の実習については、前ブログにすでに書きましたので、今日は、後者の実習について書きます。
ただし書くと言っても、今日は(も)画像が中心です。

ムーブメントを指示し、前鋸筋の活動を確認しています。
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前鋸筋の位置は、腕や肩の位置、胸郭の形状から、目視で(着衣の状態で)かなり正確に割り出せます。
また、硬結や癒着がある場合には、その位置まで正確に分かります(もちろん、目視で)。

前鋸筋に働きかけています。
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今回は、前鋸筋操作のデモンストレーションで、3通りのムーブメントをお伝えしました。
中でも効果的なのは、受け手が背臥位で、テーブルから腕を垂らしながら行うムーブメントですが、画像には残っていません。

前鋸筋+胸郭に働きかけています。
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上の画像では、前鋸筋に働きかけると同時に、胸郭の歪みを矯正しています(肋骨を適切な方向に押圧しなければなりません)。
この方法を使うと、前鋸筋のリリースが早く、より効果的になります。

腹直筋の停止部に働きかけています。
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腹直筋に働きかけています(これは、「シャベル」というテクニックです)。
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腹直筋の腱画に働きかけています。
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腹直筋の白線に働きかけています。
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2015年05月22日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第5回(その1)

5月22日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第5回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは、前回に引き続き「深部筋膜の操作」でした。
ただし、浅筋膜の操作、関節に対する働きかけなども含めてお伝えしました。
主に、体幹の筋‐筋膜に対する働きかけを実習しました。

今回も、リリースを行う前に、必ずエンドフィールを捉えるように指示しました。
そして、(頭で)探してはならないことを強調しました。
手指に任せておけば、手指が直ちに探し当てます。
私たちは、受け身的な態度で、手指からの情報を待てばよいのです。
探そうとすると、意識は対象から離れて、内面へ向かうだけです。


今回の実習では、初めに体幹の背側面に対して、次に腹側面に対して働きかけました。

(画像1)浅筋膜の操作
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浅筋膜は通常、下層の器官、組織の動きに対応し、その上で滑走します。
ところが、持続的な、あるいは(かつ)過剰な負荷がかかると、肥厚したり、下層の組織と癒着を起こしたりして、滑走が抑えられたり、不可能になったりします。

(画像1)では、脊柱やその周囲の組織から(それらと癒着がある場合に)、背側面の浅筋膜を剥離し、体幹や上肢の動きを改善するテクニックを実習しています。
脊柱や筋群の付着部を越えてストローク(注1)することで、効果は倍増します。

(注1)ストロークと言っても、手指は皮膚上を滑っているわけではありません。
皮膚に密着し、筋膜を捉えた上で、その捉えた筋膜を深部組織上で滑走させます。

(画像1)では、この後、クライアントは、右腕を拳上させながら体幹をわずかに左側屈させるムーブメントを行います。
ワーカーの触察力が高ければ、(浅筋膜の下層で、浅筋膜とは別方向へ滑走する)直下の起立筋群(棘筋、最長筋、腸肋筋)だけでなく、その下層の横突棘筋群(多裂筋、回旋筋、半棘筋)の動きを捉えることも可能です。
ちなみに、起立筋群の走行は上外方へ、横突棘筋群は上内方へ向かうので、2者はクロスします。

(画像2)浅筋膜の操作を指導する斎藤講師
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浅筋膜の滑走は、深部筋膜の滑走とは全く違っています。
施術は、それぞれの滑走に適ったものとなります。
ただしワーカーは、それぞれに対し、意図して違う施術を行うわけではありません。
エンドフィールも手指が見つけ、手技の方向も、圧も、すべて手指が決めるからです。
この辺りをお伝えすることが、もっとも難しいと思います。(注2)

(注2)私たち講師は、受講生の方々に「熟練者」になっていただくことを目指しています。

(画像3)「グルーブ」(注3)に働きかける
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(注3)spinal groove「脊椎溝」のことですが、解剖学用語ではありません。
位置的には、棘突起と横突起の間です。

グルーブには、棘筋、回旋筋、多裂筋、半棘筋が走行しています。
ワーカーは尺骨(肘頭から肘頭の遠位部)をツールとして用います。

(画像4)「グルーブ」+脊椎操作f9-5-4.jpg

グルーブを丁寧に押圧していきますが、それだけでは解消できない硬結や関節の変位に対しては、関節の操作を併せます。
脊柱上の各関節を操作し、問題のある組織の緊張を低減させながら、同時に押圧を加えます。

(画像5)「グルーブ」+脊椎操作を指導する斎藤講師(注4)
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(注4)傾聴しながら、繊細に働きかけます。

(画像6、7)最長筋と腸肋筋の操作
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最長筋と腸肋筋に働きかける際には、働きかける部位の下層に位置する肋骨の形状を感覚すると、効果的です。
ワーカーは形状を感覚し、押圧の角度を決めます。

(画像8)腰背部で脊柱起立筋群を操作する
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腰背部で脊柱起立筋群に働きかける際には、押圧の角度を工夫しなければなりません。
角度によっては、効果が得られないこともあります。

(画像9)腰背部での脊柱起立筋群の操作法を指導する斎藤講師
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以上が、前半に行った、体幹の背側面に対する操作実習です。
この後、腹側面に対する操作実習が続くのですが、長くなりましたので、その部分に関しましては(その2)として改めてアップいたします。

2015年05月08日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第4回

5月7日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第4回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは「深部筋膜の操作」でした。

浅筋膜操作の場合には、姿勢分析や動作分析を行わなくても、触察によって膜連続体の状態を把握して、その場で大きな変化を起こせます。
エンドフィール(注)さえ正確に捉えることができれば、数秒〜数分で関節可動域(どの関節であっても)を広げ、身体の柔軟性を向上させることが可能です。
ところが深部筋膜に関しては、分析に基づいて行うほうが有効です。
分析によって、身体内の各構造物(各筋、各臓器、各組織など、深部筋膜が個々に覆う対象物)どうしの空間的(位置的)関係性を全体的に見渡したほうが、影響力のある施術を行えるからです。
ただし今回は、深部筋膜操作のための基本手技を学ぶことが目的でしたので、分析は行いませんでした。

(注)ファシャワークによる膜伸長の限界位置の感得。この限界位置は加圧のまま待機することで断続的に複数回前進し、最終位置で停止します。

大腿筋膜張筋、縫工筋、腰方形筋、大腰筋、腸骨筋、脊柱起立筋群の筋筋膜(筋外膜)、および腰背筋膜に対するファシャワーク・テクニックの実習を行いました。
各筋筋膜の緊張状態、硬結部などを触察によって確認しながらの施術となりました。


大腿筋膜張筋に対して膜操作
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腰方形筋の状態を触察
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腸骨筋の状態を触察
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大腰筋に対して膜操作
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脊柱起立筋に対して膜操作
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2015年05月01日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第3回

4月30日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第3回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは「浅筋膜操作(その3)演習」でした。
体幹の柔軟性を上げるテクニックと遠隔操作(注)を実習しました。

(注)遠隔操作と言っても、遠隔地にいる誰かに変化を起こすといったテクニックではもちろんありません。(笑)
ある部位に変化を起こすために、そこから離れた部位に働きかけることです。


今回は浅筋膜操作の最終回ということで、変化に関する話を少ししました。
浅筋膜の施術では、瞬間的に大きな変化を起こすことができます。
これは、浅筋膜の構造によるもので、誰が行ってもそうなるはずです。
変化が起こらないとしたら、(技術は驚くほど簡単ですので)変化に関する観念(「変化など起こるはずがない」「変化は容易には起こらない」など)が邪魔しているのかもしれません(今期まで9クラスを指導してきて、経験的にそう思います)。
断言できますが、変化は容易に起こります!

体幹をより回旋させるための操作
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体幹をより伸展させるための操作
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体幹をより側屈させるための操作
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浅筋膜操作を指導する斎藤講師
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遠隔操作/手首に働きかけることで頸部の可動域を広げるテクニック
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2015年04月17日

第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第2回

4月16日、第9期オープンパス認定ファシャワーカー養成トレーニング第2回(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)が開催されました。
今回のテーマは「浅筋膜操作(その2)演習」でした。
頸部、肩関節、股関節の可動域を広げるテクニックを実習しました。
方法は単純で、深部筋膜の上で浅筋膜を滑走させるだけです。
浅筋膜と各深部筋膜を鑑別する(触察し分ける)必要はありますが、パルペーション・トレーニングでの触察経験を活かせば、そう難しくはありません。

頸部回旋の可動域を広げています。
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頸部側屈の可動域を広げています。
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頸部伸展の可動域を広げています。
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肩関節伸展の可動域を広げています。
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股関節屈曲の可動域を広げています。
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股関節外転の可動域を広げています。f9-2-6.jpg